数学の文章題を得意にするコツ その6

2022-10-26

前回は、すこし抽象的な話をしてしまったと、
公開ボタンを押したあとに、反省しました。

前回の内容を、短く復習しますと…

・学校のワークはいきなり解かなくて良い
・まず解説を読んで、学習の要点を理解する。
それから問題を解く

以上3点です。

このように、答えを見てから問題を解くなんて、
「変な勉強だ」「意味あるの?」

こう思われるかもしれませんが、
実際に、20年以上塾の現場で実践している方法ですので、
効果的なんじゃないかな?と思っています。

私の塾では、

「やる前からやらないと決めるな。

やってから判断しなさい。」

こう私がかなり偉そうに言うものですから、
子供たちは、しぶしぶやり始めます。

そんなズルみたいなこと、やだな…

と思っていた子も、

定期テストの結果が良くなるので、
以降、積極的に取り組みます。

なぜ、この方法を思いついたのか?
というお話を、少しさせて頂きますと…

私が塾講師1年目のことです。

ある中学3年生が、

学校ワークの「解説冊子」を、ハサミで切っていた

んですね。

何を切っているの?と尋ねたところ、
「これはですね…」と、少し照れながら、

江戸三大改革」がまとまっている囲みを
丁寧に切り取りながら、言いました。

「ワークの解説って、
最高の参考書なんです!」

と。

こう言いながら、
たくさんの切り抜きが、ズラリと貼られている
ノートを見せてくれました。

あの日見た、
「ワーク切り抜きノート」から発想を得て、今、
塾生に取り組んでもらっているのが、
以下のノート作りです。

寄せ書き(見本)PDF

この「寄せ書きノート」の作り方は、
普段勉強をしている時に、

ちょっと分からないぞ?
・これは公式だな。
・重要語句だから要チェックだ!

こう思えた語句を
書くだけです。

参考になれば嬉しいです。

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