プレゼントその2

プレゼントその2

『勉強ってこうするのか!』

 

「頑張りたい気持ちはあるし、もっと成績を上げたいけど、どう勉強したらいいか分からない」

こう言って、中3の冬休みから塾通いを始めた男の子が、2ヶ月後の入試までに、100点以上成績を上げ志望校に合格!

なぜ彼は、短期間でぐんぐん成績を上げることができたのか?どのような勉強をしたのか?

今からあなたに、「実際に成績を上げた先輩たちに共通する6つの勉強」を、お教えします。

成績が上がるかどうかの差とは。

頑張っているのに、なかなか結果につながらず、

「この勉強のやり方は正しいのかな?」
「なんでぼくは(私は)、なかなか覚えられないんだろう」

このように、毎日悩みながら机に向かっている子供たちがたくさんいます。

勉強を一生懸命頑張っているのに、結果が出ない。
何度も単語練習をしたのに、テストでは書けない。

「勉強って難しいや・・・」

あなたのお子さんが、こう思い込んでしまう前に、
私がこれからお話することを聞いて頂けますか。

本気で頑張っている子供たちの成績を上げることは、
それほど難しいことではありません。

一生懸頑張っているのに結果が出ないのには理由があります。
ほんの少し、コツを知らないだけです。

勉強のコツを知っているかどうか、
そして、知ってから実際に取り組むかどうか、
成績が上がるかどうかの差とは、このような小さな要素なのです。

私はこれまで20年間、塾という現場で、
500人を超えるたくさんの子供たちの勉強を見てきました。

中学、高校レベルの勉強に、特別な能力や才能は関係ありません。
成果につながる勉強方法を知り、実際に取り組むかどうかだけです。

ですので、「本気になって頑張りたい」、「真剣に勉強したい」と、
ベストを尽くす意識をお持ちのお子さんの成績は、必ず上がります。

 

 

 

実際に成績を上げた子供たちに
共通する勉強法とは?

 

短期間で、みるみる成績を上げていく子供たちが、たくさんいます。
そんな子供たちの勉強には、いくつか共通する部分があります。

計画を立てて勉強しているとか、
毎日2時間勉強を欠かさない、ということではありません。

「成績を上げる」とは、どういうことなのか?
「成績を上げるために必要なこと」とは、何なのか?

実際に成績を上げた子供たちは、
このようなことを日々考えています。

いかがでしょうか。
あなたのお子さんはこのような考えを持っているでしょうか。

いきなりこのような話をされて、

「ウチの子は考えてませんよ。というより、
中学生や高校生がこんなことを考えるのですか。」

こう思われたのではありませんか?

ここなのです。

「考えたほうがいい」と、大人ならば思えることでも、
子供自身では、なかなか考えつかないことを、どれだけ知っているか。

このようなところの差が、成績を左右するのです。

成績を上げるために必要なこととは、才能や能力ではなく、
「成績を上げるために必要な考え方」を持っているかどうかである、
ということです。

 

 

 

毎日家族から、思いやりのある言葉を
かけてもらい、温かい気持ちになり、
日々幸せを感じながら机に向かってほしい。

 

私は、子供たちが成績を上げるためには、
お母さんの温かい言葉や思いやりの気持ちが、何よりも大切だと信じています。

子供たちは、部活動や友人関係などをとおして、
日々新たな発見をしながら、少しずつ成長しています。

ときには、私たち大人にとっては小さく思えることでも、
おおいに悩み、考えこんでいることもあるでしょう。

このような試行錯誤を繰り返しながら、子供たちは毎日を過ごしているのです。

当小冊子では、そんな子供たちの気持ちを考え、
お母さんにして頂きたい数々の声かけ方法を、何ページにもわたり、ご紹介しています。

ときには、「分かっているわよ、私にだって」とか、
「そんな言葉を言うなんて、とても恥ずかしくてできない」。

このように思われることもあるかもしれません。

しかし、あえて厳しいことを言わせて頂きます。あなたが、
「分かっているけど、できない」
「恥ずかしいから言葉にしたくない」

こうように思う気持ちは、勉強に本気になれない子供と同じです。

大人であるあなたができないことを、
お子さんに対し、自信を持って伝えることができるでしょうか。

ですので、チャンスなのです。

誰にでもたやすくできないことを、
親であるあなたが勇気を持って実行する。

その気持ちこそ、お子さんにとって、
何よりの励みになりそうだとは思いませんか。

このように、当小冊子は、単に成績を上げるためのノウハウ集ではありません。

「実際に成績を上げた先輩たちに共通する勉強」だけでなく、私は、
子供の気持ちにも焦点をあて、子供目線で絶対に欠かせないお母さんの役割を、
失礼を承知でお話しています。

子供たちに「勉強しなさい」と言う私たち大人は、
具体的に、日々どのようなアドバイスをしてあげられているでしょうか。

子供たちの勉強を、「努力を惜しまず、全力で応援している」と、
私たち大人は、胸を張って言えるでしょうか。

大人である私たちが、自分が子どもだったころを思い出し、
当時の気持ちを伝えてあげる。

たったこれだけでもいいと思います。

子供たちがやる気をもち、本気になって机に向かえるようになるために、
私たちにできることは、まだまだたくさんあるはずです。

 

 
 

 

このように私は、他の塾とは、少し違った考え方をもち、日々生徒指導を行っています。

そして、これまでお話してきたような、お母さんにしてほしいことや、
成績を上げるための勉強法を、心をこめてまとめました。それがこの、

 

 

実際に成績を上げた先輩たちの勉強
学力向上学習法-基本編-
お母さんへの応援書

無料小冊子A5サイズ85ページ

 

無料小冊子のお申込みは、

support@iigakushu.com まで。

お名前、ご住所、学年を明記して、
送信してください。

 

 

どのような言葉が、子供たちのやる気を引き出すのか。どう勉強すれば、成果につながるのか。

 

この2つを徹底的にご説明しております。今すぐお読みになりたい方は、
support@iigakushu.comまで、ご連絡ください。

もう少しご検討される方は、続きをお読みになり、
必要だと感じられましたら、あらためてお申込みのお手続きへとお進み下さい。

 

 

 

 

教わりすぎているから点が取れない。
子供たち自身が行動しなければ
決して成績は上がりません。

 

「塾に入れば成績が上がる」、そう思っている方がたくさんいらっしゃいます。

「成績が上がらないなら、塾の意味がないじゃないですか?」
と、とまどいの声が聞こえてきそうです。

たしかに塾は、子供たちの成績を上げるために存在していますが、
教えれば教えるほど勉強が嫌いになり、成績を下げていく子がいます。

そのような子は、「よく分かる」ことと「成績が上がる」ことを、
イコールだと勘違いしています。

もしかしたら、あなたもそう思われているかもしれません。

子供たちは、学校や塾の先生を評価するとき、
「分かりやすいかどうか」「面白いかどうか」にばかり注目してしまいます。

そして子供が「分かりやすいし楽しかった」と喜ぶと、
お母さんも「それなら安心だ」と思ってしまいます。

しかしよく考えてみますと、塾の教師は授業のプロです。分かりやすいですし、
面白い話をたくさん持っています。これはプロですので当たり前です。

子供たちは、
「今日も塾は楽しかった!よく分かった!質問にも答えてくれた!」と、
喜んで帰っていきます。

しかし、塾の日以外の勉強はどうなっているでしょうか。
自ら進んで机に向かっているでしょうか―。

このように、一般の方々が、なかなか気づかない勉強の舞台裏のお話も、
たくさん公開しています。

 

 

 

「勉強してもなかなか覚えられない」、
「勉強時間のわりに成績が上がらない」、
それは、能力や才能がないからではありません。
成績を上げる勉強方法を知らないだけです。

 

子供たちは学校で、教科的な知識は教わりますが、
教科ごとの学習方法を教わることはありません。

勉強をするという意味を、

・宿題をする
・テスト対策のプリントを解く
・ノートまとめをする、など、

これらをこなすことだと思い込んでしまっている子供たちは、本当にかわいそうです。

効率のいい暗記方法などを学ぶ以前の問題である、
自ら一人で勉強する方法を、誰からも教わっていないのです。

ですので、クラスのほとんどの子供たちは、今のやり方を変えない限り、
どんなに勉強しても、どんなにまじめに宿題をこなしても、
なかなかワンランク上の成績を取ることができないのです。

何度も同じ質問をする子がいます。

教えると思い出すが、またすぐに忘れてしまう。
このような子供たちを、私は今まで何人も見てきました。

これは決して、能力や才能がないからではありません。
正しい勉強の仕方を知らないだけです。

そしてそんな勉強法があることすら知らず、
子供たちに教えることができなかった私のせいなのです。

「英単語テストを10分後にするから各自練習するように」と伝えると、
「単語帳をただ眺めているだけ」、という高校3年生が40%以上います。

紙に何度も書いたり、声に出したりと、暗記の基本となる
“五感”をフルに使った勉強ができない子がとてもたくさんいます。

しかしこのような勉強は、誰かに教わらない限り、
いつまでたっても何年生になっても分からないものです。その結果、

「これでは1日何時間勉強しても、何年たっても成績が上がるはずない」と
思うような勉強をし続けている子供たちが、本当にたくさんいるのです。

 

 

 

では、どうすれば、自分の勉強方法が
成果につながらないと気づき、
改めることができるのでしょうか。

 

と、ここまで偉そうなことをお話してきましたが、
私も初めから分かっていたわけではありません。

すべて、塾という現場で出会ったたくさんの子供たちから教わったノウハウなのです。

成績がぐんぐん上がった子供たちに、
「どんな勉強をしているの?」、「なぜその教科は成績がいいの?」と、

恥も外聞も投げ捨てて、
目の前にいる子供たちに、勉強の仕方や暗記法はもちろん、
どのような意識で日々学習しているのかを徹底的に聞きました。

その結果、成績を上げた子供たちには
いくつかの共通点がある、ということに気付きました。

その共通点は6つあり、どれか一つでも欠けていてはいけないのだと分かりました。

このように、私が塾生たちの勉強の仕方を徹底的に観察したり、
直接子供たちに勉強法を聞くようになったのには、あるきっかけがあります。

それはとても情けなく、悔やんでも悔やみ切れないのですが、
私自身への反省の念を込めて、お話させていただきます。

「成績を上げた子供たちに共通する勉強法」のお話をする前に、
少しだけお時間をいただけますか。

 

 

 

成績を上げるには、
「分かりやすい授業をするしかない」、
そう思い込んでいました。

 

この仕事を始めた当時、私は、知識はあるが経験がない講師でした。
外語大を出ているからと、英語力には自信がありました。
しかしそんな思い上がった考えが、一瞬で崩れてしまう出来事がありました。

高校1年生14名が、わずか3ヶ月で全員退塾してしまったのです。
そして中2の担当も外されました。指導力がなかったのです。

成績を上げる方法を知らなかった私は、
持てる時間の全てを授業準備に使い、授業力を上げることに打ち込みました。
いい授業をすれば、必ず成績は上がると信じていたからです。

そのかいもあり、子供たちは、楽しそうに授業を聞いてくれるようになりました。

 

 

 

しかし、誰も成績が上がらない…

 

むしろ下がる子が続出してきました。原因が分からず(知ろうともせず)、
「こんなに分かりやすい授業をしているのに…」と、子供たちのせいにしていました。

そして出た言葉は、
「勉強不足だよ。もっと自習に来なさい。」

成績を上げるための指導力がなかったのです。
ただ面白おかしいだけの授業だったのです。

そんな私は、部活で疲れている子供たちを
半ば強制的に自習に来させることで勉強時間を増やし、
課題も大量に出すことで、なんとか成績を保っていました。

保護者の方々には、「これからは内容も難しくなっていきます。
今の成績を維持しているのはすごいと思います」と、ウソばかりついていたのです。

効果的に成績を上げる方法を知らなかった私は、
楽しい授業だが、成績を上げることのできない講師になっていました。
先が見えなく、「この仕事は向いていないのではないか」と本気で悩みました。

 

 

 

「先生の頑張りに、
応えられなかったかもしれない」

 

当時の私は、「分かりやすく楽しい」授業や、
「子ども受けのいい」授業をすることで頭がいっぱいでした。

「入試でこれが出るから覚えて下さい」、「ここはこう解くとすぐできるよ」など、
子供たちにとって耳ざわりのいい言葉ばかりならべていました。

そしてむかえた入試当日の夕方、

「先生今までありがとう。一生懸命教えてくれてありがとう。
先生の頑張りに応えられなかったかもしれない」

泣きながら、入試を受けたその足で来てくれたたくさんの子供たち。
入試という、人生最初の壁に立ち向かった直後に子供たちが考えたこと。
それは、授業を担当していた私への気づかいだったのです。

 

 

 

「こんなにも子供たちは純粋なんだ」

 

そのころの私は、楽しい授業に喜んでくれている子供たちを見ることが嬉しく、
そんな子供たちの笑顔が大好きでした。

そして、楽しそうに授業を聞いてくれている子供たちのためになっているんだと、
自分の授業に自信を持ち始めていました。

けれども、面白おかしい授業は、子供たちのためではなく、
私自身の自己満足だったんだと、その日初めて気づきました。

自分の入試結果よりも、大人である私を気づかってくれたたくさんの子供たち。

そんな子供たちの涙を見た私は、

楽しくて分かりやすい授業よりも、入試で点につながる指導をして、
志望校に合格させることこそ、私のすべきことなんだと、
心で理解することができました。

 

 

 

“1人でも多くの子供たちの力になる”

 

それからの私は、分かりやすい授業や、楽しい授業よりも、

・成績を上げるコツ、
・やる気に左右されない勉強法、

・忘れにくい暗記の仕方、
・教科ごとの勉強法など、

成績を上げるための方法論を、一つひとつ徹底的に研究しました。

そしてようやく、成績が上がる勉強方法を、体系的にまとめることができました。

・ぐんぐん成績を上げていく子供たちの勉強の様子、
・苦手教科を短期間で得意教科にしていくその過程、
・子供たちが勉強で悩んでいること、覚えやすい暗記法など、

すべてを観察しました。ときには直接聞きました。

「どうやって暗記しているのかな」、
「どうして毎回定期テストで高得点が取れるのかな」。

教える立場の私が、子供たちからたくさんのことを教えてもらったのです。

未熟な私のために、一つひとつ丁寧に教えてくれた子供たちに感謝します。
そして今度は私が、1人でも多くの子供たちのために最善を尽くすことが、
彼ら彼女らに対する恩返しになるのだと思います。

当時の教え子たちが実際に取り組み、成績を上げた学習方法の結晶。
それが「学力向上学習法」です。

 

 

 

「勉強って、こうするんだ!」毎日1時間以上勉強している。今回は苦手な数学を、3倍以上時間をかけて勉強した。でも点数はいつもと同じくらいだった・・・

 

そんな子供たちの悩みが消え、自信を持って毎日机に向かうようになる“実際に成績を上げた先輩たちの勉強法”を、お教えします。

2時間勉強しても英単語5つ覚えられない子がいます。
授業中は理解していたが、次の日の確認テストで30点以下の子がいます。

「それは大げさですよね?」

と思われたかもしれません。

しかし私の経験では、
基本と言われていることが本当にできている子は、20人に1人です。

ほとんどの子供たちは、自己流で学んでいるのです。

つまり、正しい勉強法を身に付けている子は、学年で10人以下、
ということになります。

一方で、遠回りをしながらも、着実に成績を上げていく子がいます。

もしその子が「成績を実際に上げた先輩たちに共通する勉強法」を取り入れれば、
今よりワンランク上の成績を取ることができる。そう思える子がたくさんいるのです。

子供たちの成績を上げるには、分かりやすい授業をすることでも、
宿題を大量に出し取り組ませることでもないと、先ほどお話しました。

子供たち一人ひとりが勉強している様子を、
徹底的に深く観察し、高いレベルでアドバイスしてあげることこそ、
私たち塾講師がすべきことなのです。

「漢字練習頑張っているね。練習後、自分でテスト問題を作り、
確認テストをしてごらん?そうすればどれだけ覚えたか確認できるよね。」

「それは歴史の勉強だね。
教科書の大切なところを、ノートにまとめているんだね。
ノートにまとめる代わりに、2回教科書を読んでごらん?

そのあとで、太字の語句と年号をノートに5回ずつ練習してごらん?
その次に、同じ範囲のテキストページを開いて基本問題をやってみよう。」

「数学の問題を解いて、間違えたところを質問しに来たんだね。
まずは解説を読んでごらん?
そしてそれでも分からなかったところを後で私に教えてね。」

このような、的確なアドバイスをすべきなのです。さらに、

・ノートに文字を書くスピード、
・机に向かっている時の姿勢、
・うわのそらになっていないか、集中できているか、など、

教科内容を教えることよりも、「勉強するときの心構え」や「勉強のやり方」を、
高いレベルで教えるべきなのです。

私は経験によって、このことに気付くことができました。
ですので、この指導を受けている私の塾生は、必ず成績が上がるのです。

 

 

 

「頑張っているのに成績が上がらない」、
「自分が嫌になるほど覚えられない」なら、
それ以前に原因があるのです。たとえば、

 

国語の成績が伸びない子は、音読が上手にできません。音読が苦手な子は、
漢字が読めなかったり、言葉の意味が分からないからです。

英語が苦手な子は、単語を紙にたくさん書く練習や、
教科書本文の音読を嫌がります。

書くことと読むことが習慣になっていないと、
勉強のほとんどが、「教科書を眺めているだけ」、
「学校のワークを解くだけ」になってしまいがちです。

ときどきは、家庭学習の提出用として、単語練習をしますが、
“提出だ”と思いながら書いているため、「覚えよう」という意識はありません。
ですので、単語を正確に書く力がないのが特徴です。

さらに、単語を紙に書いて覚えたり、音読する習慣がない子は、長文も苦手です。

日本人である私たちの頭の中に入っていない、
アルファベットに関する情報量が圧倒的に少ないため、

目で見るだけでは、単語の羅列である文や文章が、
全体で何を表しているかを、イメージすることができないからです。

数学が苦手な子は、言葉の一歩先を、頭の中で考える習慣が
足りていないことがあります。

どういうことかと言いますと、

3a(2a+4b)を展開するときに、
=3a×2a+3a×4b (←中3ならば、ここを飛ばして、できるようにします)
=6a2+12ab   (←一気にここまで行きたいです)

2行目を、頭の中で処理できるのでしたら、
問題を見た瞬間、「6a2+12abだ!」となります。

頭で考えることを省略すると、いつまでたっても「ルールどおり」に、
3a×2a+3a×4bと書いてから、答えを出し続けてしまいます。

このやり方がいいか悪いか、ということではなく、
頭を使った勉強をしてほしい、ということです。

頭で考える習慣は、数学の計算をたくさん解くことで育ちます。

それを、
「できればいい」
「解けたからいいでしょ?」

こういう意識でいる限り、いつまでたっても、勉強は「機械作業」でしかありません。

公式どおりに、たんたんと解く子と、
「ここは頭の中でできる!」と判断して解く子では、

たとえ、答え合わせの丸の数が同じでも、
その先にある文章題の取り組みに、大きな差が出てしまうのです。

文章題というのは、
「どうしたら式を立てられるのかな?」と、
自分で式を作る必要があるからです。

「文章題が苦手」という子は、
文章を読み、式をイメージすることが苦手なのです。

つまり、文章題とは、【言語を数字で表す】という、
ふだんの生活ではしないことですので、
訓練で鍛えるしかないのです。

その基本訓練が、計算問題でできます。
「分数の方程式だから、分母をとる。最小公倍数は・・・」
「カッコの前にマイナスがある。だから、符号を変えてとって、移項して・・・」

このように、頭を十分働かせることを習慣にすることです。

「公式はなんだろう。公式はなんだろう」と
考えているだけでは、文章題が得意になることはありません。

「この問題を解くときのポイントは・・・」
このように考えるべきなのです。

いかがでしょうか。

勉強を、丁寧に教わることだと思い込んでいるかぎり、
成果につながらないのはこのためです。

頭でイメージする訓練が不足していると、文章題が解けるようになりません。

けれども、がっかりする必要はありません。
このようなことは、学校の先生や、ほとんどの塾講師も知らないものです。
というより、あなたは幸運です。

この本を読むことで、成果につながる勉強法を知ることができるのですから。

 

 

 

このようなことは、子供たちが勉強している姿を、
横でじっくりと観察していなければ、決して分かりません。

 

「先生、宿題やってきたよ!全部丸だったよ!」と言われても、
決して分からないことなのです。

私は数年前まで、子供たちにやる気を出してもらおうと、
必要以上に、しかったり励ましたりしてきました。

そして効果がなくなれば、また、しかり励ましを繰り返す。
そんな指導を行っていました。

しかし、いつしか、「なんで分かってくれないんだ」と、
何度説明しても覚えてくれない子供たちを、心の中で責めたものです。

そして、そんな自分が嫌いでした。
大人として、恥ずかしいことですが、事実です。

このようななさけない指導を10年近くすることで、ようやく、
気持ちに訴えかけるだけでは、一時的にしか効果がなく、限界がある、
ということに、気づいたのです。

いくら「いい話」や「ためになる話」をしても、
子供たちの行動を長続きさせるには限界があるのです。

 

 

 

ではどうすれば、
やる気が長続きしますか?

 

やる気が起こる瞬間を考えてほしいと思います。

大人である私たちもそうですが、
「やった、成功した!」「なるほど、そういうことか!」と、
達成感があったとき、初めてやる気は出るのです。

つまり、やる気は出すものではなく、
物事に取り組み始めて、しばらくした後に、自然と湧き上がるものなのです。

これまでの遅れを取り戻そうと、
毎日遅くまで眠い目をこすりながら必死に勉強をし続け、

いよいよ志望校を決断しなければならない時期になっても、
いっこうに成績が上がらず

「ぼくは勉強に向いていないのかな」と、悩んでいる子がいます。

この悩みに気づかない大人の、
「苦手な教科を集中的に勉強すれば、成績は上がるよ」、
「勉強時間をもっと取れないかな?」という無責任な言葉を信じ、

勉強方法へのアドバイスを一切もらえないまま机に向かい続け、
「やっぱり成績が上がらないや」と、自分を追い込み続けている子供たち。

もしあなたのお子さんが、このように、
一生懸命頑張っているにも関わらず成績が上がらないのならば、
今すぐその勉強をやめ、見直すことを勧めてほしいのです。

学力をつけ成績を上げるには、ただひたすら授業や補習を受けたり、
テスト範囲のプリントをむやみやたらに解くことではありません。

子供とは、大人と違い、
論理的に考える力や、理解力はまだまだ未発達ですが、
一方で、感性や直感力、記憶力に優れています。

毎日友達と接し、学校や家庭で大人の話を聞き、
日々新たな発見をし続けています。

ときには悩んだり、自分でもどうしたらいいのか分からず
苦しむこともあると思います。

人としての成長段階ですので、このようなこともあると思います。

勉強に関してもそうです。

発達段階にあるため「語い力(ごいりょく)」が少なく、
言葉から情報を読み取り、自分の知識にしていくのには限界があるのです。

中3の秋から冬にかけて、入塾してくる子がいます。

「be動詞って何ですか?」、「Doesって初めて聞きました。」
こう言われたことは、一度や二度ではありません。

学校の先生も素人ではありませんから、
「be動詞」と、中1のころから100回以上は声に出しているはずです。
「Does(ダズ)」と何度も言い、ノートにもたくさん書かせているはずです。

それなのに、「初めて聞いた」 、「初めて書いた」と言う子がいるのです。

そんな子供たちに私たち大人は、
「もっと勉強しなさい」、「計画を立てて頑張りなさい」と平気で言っています。

学校で教わっている内容だけに絞った定期テストですら
200点に届かない子が何十人もいる現実を考えれば、

「勉強しなさい」の一言だけで、大人が期待している動きをするはずがありません。

大切ですので、もう一度言います。

実際に教えている先生が、
目の前にいる子供たちの学力レベルに合わせ作成した定期テストでさえ、
200点前後の子が、たくさんいるのです。

これは、ベテランの先生たちが、寝る間を惜しんで作り上げた、
秘蔵の知識伝授方法が通用していないということです。

 

 

 

「ではどうすれば成績は上がるのですか?」と、
不安に思われるかもしれません。

 

子供たちは毎日、勉強を頑張ろうと思って、参考書を広げます。
けれども知識が不十分であるため、なかなかはかどりません。

教わった知識が身についていない。
教わっていないことも参考書には載っている。
これでは学習意欲が湧いてくるはずありません。

参考書は原則、過去に入試で出題された問題を多く載せます。
抜けている知識があると、全員の役に立てないからです。

このように、
「今日学校で習った単元の中にある、知らない知識部分」こそが、
子供たちがやる気をなくす、大きな要因の一つであることは間違いありません。

そこで是非お子さんにお伝えしてほしいことがあります。

それは、「分からない事への対処法」です。

「こうすればできる」、「こう解くとうまく解ける」など、
私たちは“うまいやり方”ばかりに注目してしまいます。

うまいやり方を教えると、子供たちが喜ぶからです。

社会人ならば、これでいいと思います。
得意な分野で実力をつけ、苦手なところは他の社員の力を借りればいいからです。

けれども受験はそうもいきません。
子供たちは一人で立ち向かわなければなりません。

 

 

 

ですので、本気で子供たちの学力を伸ばしてあげたいのならば、子供たちを喜ばすことよりも、たとえ嫌われても、間違った勉強をしているのならば、根気よく、直してあげることをすべきなのです。

 

子供たちは、解けないことよりも、むしろ、
「こんなときはどうしたらいいのかな」と、悩んでいるものです。

決して「簡単に解ける方法はないのかな」と
悩んでいるわけではないのです。

子供たちが抱える本当の悩みを取り除いてあげることこそ、
私たち大人がしてあげなければならないことなのです。

物事に興味や関心を持ち、より深く知ろうと
自ら進んで勉強するようになってもらうことは、たしかに理想ですが、

実際の学習者である子供たちに、
その方法を教えることは、簡単なことではありません。

「子供たちに、学ぶことの素晴らしさを伝え、本当に興味を持ったなら、
進んで勉強するようになるはず。それを教えるのが学校だ」

こうおっしゃる方がいます。もちろん間違っていません。

けれども先生は子供たちに、教科への興味を持ってもらうために、
知識を与えることに集中しています。
知識がなければ、興味を持つことは難しいからです。

このような学校教育の「理想と現実」と、
受験という「子供たちにとっての現実」を考えますと、

ご家庭や私のような塾人は、子供たちに、
勉強に興味を持たせるにはどうしたらいいのかに焦点を当てるのではなく、

「今取り組んでいることに対して積極性を持たせる」ことに、
私たち大人は意識を向けなければならないのです。

ではどうすればいいのでしょうか?

 

 

 

「分からない時は、こうすればいいのか!」
困った時の対処法が分かれば、
子供たちは決して投げ出さない。

 

日々、子供たちが体験する多くのことは、
初めて見たり知ったりすることばかりです。

そのため、何気ない日常の中でも、
常に不安と戦いながら過ごしているのです。

そんな不安や悩みを解決することに焦点を当てることで、
子供の特徴である積極性、興味性が出てくるものなのです。

では学習面での話に限定しますが、
私が行なっている指導法の一例をご紹介します。

たとえば、中学2年生の数学が苦手な子への指導法です。

ある子が、「連立方程式が分からない」と質問に来ました。
ここで1から説明してしまうと、その子の成績は上がりません。

いや、いつまでたっても、「ちょっとでも分からないところは先生に聞こう」、
このような意識になってしまいます。

まずは、代入法が分からないのか、加減法が分からないのかを聞き、
【分かるところと分からないところ】の境界線をはっきりさせます。

そして代入法のどこが苦手なのか、
どこまでは分かっているのかを、子ども自身に語らせます。
子ども自身の言葉ではっきり伝えさせることが大切なところです。

「先生、連立方程式が全然分からない!」と言われることもありますが、
移項をするときの符号ミスで正解が合わないだけで、
【全然】分からないのではない、ということが結構あります。

ですので、
質問をそのまま鵜呑みにし、説明してしまうことは、本人のためにならないのです。

 

 

 

本人すら気づかない間違え方に気付き、指摘し、つまずいているところを一つずつ解決してあげることによって、理解しづらい単元も、
「こういう勉強をすれば、ぼくでも(私でも)できるようになるんだ」と、実感させてあげることができるのです。

 

このような流れをたくさん体験させてあげることで、
子供たちは前向きに勉強し始めます。

そしてその結果、学力向上につながっていくのです。

 

 

 

「こんな大切な流れなら、
もっと早く知りたかった」

 

このように思われるかもしれません。

このような発想は、勉強時間や、宿題をやってきたかどうかに
意識が向いていたのでは、決して分からないことです。

目の前で勉強している子供の取り組みを、じかに見なければ、
決して気付かないことなのです。

丸つけをしてあるノートや、
きれいにまとめてあるノートを見ても、決して分からない要素なのです。

このように、保護者であるあなたは、
何もお子さんに、教科知識を教える必要はありません。

まだまだ他にも、してあげられることはたくさんあります。

もちろん、お子さんが勉強している姿を隣で見ていても、
成果につながる方法で取り組んでいるのかの判断は、難しいと思います。

 

 

 

「では塾に通っていれば大丈夫ですか?」

 

もし現在、お子さんが塾に通っているのでしたら、
お子さんが問題を解いているときに、先生は横にいますか。
お子さんが問題を解いている途中過程そのものを、じっと見てくれていますか。

また、お子さんは、教わったことを、
すぐに練習する機会を、たくさん与えられていますか。

成績アップは、まず知識を覚え、
そしてその単元の問題を100%解けるまで練習することで可能となります。

「楽しい授業だった」「解き方はなんとなく分かった」では、
成績が上がらないのはそのためです。

塾の先生が分かりやすい説明をすることは、当たり前です。

授業では分からないところはないようだけれども、テストの点数は50点前後。
頑張ったのに、思ったほどの結果にならないことが多い。

もしお子さんに、このような心当たりがありましたら、
ぜひ、お子さんが問題を解いている姿を見てあげて下さい。

そしてその様子を、学校や塾の先生に伝えてほしいと思います。

 

 

 

さらにこんなことがあります。
たとえば、数学の計算問題を、宿題で出したとします。
全問正解で答えを丸写しにした様子もない。自力で解いた様子だ。
しかし、次の日に、学校で行われた単元テストは36点。

 

「宿題では完璧だったのに・・・」
教科担当の先生が、こう言って頭をかかえてしまう原因はなんでしょうか?

その原因は、勉強の途中経過にあります。

何分かかったのか、
困ったことはなかったのか、
調べることでなんとかできたのか、
スラスラ解けたのか。

これらに目を向けない限り、決して子供たちの学習状況は分からないのです。

「授業や宿題はよくできるのに、定期テストや実力テストでは点が取れない」
こういう教師がいますが、これは勘違いです。

子供たちは宿題をするために、
自宅や塾の自習室を利用していると思いますが、
多くの教師は、「頑張ってやろうね」としか言いません。

自習中の姿を、横で、じっと見てくれることはありません。
授業中の宿題チェックも、「宿題をしてきたかどうか」にしか目を向けません。
途中経過を見ないのです。

勉強の様子を直接見てもらえない限り、勉強のやり方が間違っているままならば、
一生懸命毎日コツコツ頑張っても、なかなか成績は上がらないのです。

 

 

 

「なんで理解もできていて、
宿題もきちんと解けてるのに…」

 

このように、先生も頭を抱えてしまうのです。

では、なぜ私はこのようなことが分かり、適切な手を打てるのでしょうか。

それは、私自身が、上記のような悩みを抱えていたからです。

かつての私は、子供たちが、宿題をしてきたかどうかにばかり目がいき、
子供たちがどんなことで悩み、何に困っているのかを見ようともしなかったのです。

宿題や大量の課題をきちんとやってくるのに、
成績が上がらないどころか下がり続ける子供たち。

質問に答えてあげると、「そっか。なるほど分かった!」と言いながらも、
同じような質問を、何度も持ってくる子供たち。

そんな子供たちの、勉強への取り組みを、じっと見てきたからです。

背すじは伸びているか、
ひじをついていないか、
紙に何度も練習して暗記しているか、
いつのまにか、天井を眺めてはいないか、など、

子供たちが実際に勉強している様子をじっと見るということは、
とても大切なことなのです。

今回、このお手紙の中で、何度もこのようなお話をさせてもらいました。

もうあなたもお分かりかと思います。

知識を教えることよりも、横で勉強している子どもの様子を見て、
その子にピッタリ合ったアドバイスをしてあげることの方が、何十倍も大切なのです。

楽しくて、子どもが喜ぶ分かりやすい授業をすることよりも、
「子供たちが勉強している様子を見る」ことを一番に考えた私は、

思い切って、集団指導をやめ、教室から黒板をはずし、
個別指導の塾へと、塾の設計を一から変えました。

「宿題をやってきたかどうか」、「私の説明を理解してくれているか」
といったことに意識が向いてしまうと、

肝心の子供たちの勉強の様子が、分からなくなるからです。

 

 

 

このように、ほんの少しだけ考え方を変えたことで見えてくる、たくさんのこと。

「そうか。そういうことだったのか!」

・ 成績を上げる子は、こんな勉強をしているのか。
・ ここまで徹底しているから、応用問題を難なく解けるのか。

・ テストの復習は、こんなにも大切だったのか。
・ こんな言葉が、子供たちのやる気につながるのか。

・ 苦手科目の勉強は、こうすればいいのか。
・ だから決して多くない勉強時間なのに、好成績を取れるのか。
・ あの涙の理由は、そういうことだったのか。

このように、子供たちの勉強を横で観察することで初めて、
子ども自身はもちろん、ほとんどの大人が気づいていない、

子供たちの勉強の特性、考え方、工夫、そして
実際に成績を上げた子供たちに共通する勉強法に気づくことができました。

 

 

 

これなら成績が上がりそうだ!
これが勉強か!

 

勉強方法をほんの少し変えるだけで、
ぐんぐん成績を上げる子がたくさんいます。

子供とは誰もが、今より学力をのばせる可能性を秘めています。

一方で残念ながら、そもそも成績を上げるための勉強法がある、
ということすら知らない子もたくさんいます。

「成績が上がる勉強の仕方はあるんだよ。こうしてごらん。」

子供たちは、正しい勉強のやり方を知った瞬間、
一気に霧が晴れたように、勉強に対して前向きに取り組むようになる、
ということを、私は経験から知っています。

まさに一瞬で子供は変わるのです。

机に向かう足が、鉛のように重く思えていた子供たちが、自分から、
「勉強してみようかな」と思うようになる方法をお伝えするのが今回の、

実際に成績を上げた先輩たちの勉強
学力向上学習法-基本編-

お母さんへの応援書

無料小冊子A5サイズ85ページ

 

無料小冊子のお申込みは、

support@iigakushu.com まで。

お名前、ご住所、学年を明記して、
送信してください。

 

頑張っているのに成績が上がらない子供たちに共通する取り組みや、
実際に成績を上げた子供たちの勉強法を、まとめた本です。

それでは、ここまでこの手紙をお読み下さっているあなたに、
その内容の一部をご紹介いたします。

☑ 勉強とはこんなにも複雑なことだった。子供たちが実際にしている勉強前の7つの準備。

☑ 家庭学習をしなくなったのには原因があった。「子供たちが勉強から遠ざかるようになる」一番のきっかけとは?

☑ ただ宿題をこなしているのではない。子供とはこんなにもすばらしい存在なのです。

☑ 「そんなことは常識だ」。その常識は子供たちには決して伝わりません。どうしても言葉にしなければならないことがあります。その言葉とは。

☑ 教科書を調べても分からない。そんな時の解決法とは。

☑ 「早く勉強しなさい」。全国のお母さんの共通語。その言葉の裏にあるお母さんたちの本音とは。

☑ こんな言い方があったのか。「勉強しなさい」の代わりになる言葉はこれだった。

まだあります。

 

 

 

実際に成績を上げた先輩たちの勉強法

 

成績を上げるのに必要なことは、
実際に成績を上げた子供たちがしていた勉強法を学び、
その方法を取り入れて、机に向かうことです。

実績のある具体的な方法だからこそ、
子供たちは真剣に学び、そして実行し続けることができるのです。

では、
この勉強法を取り入れることで得られる要素の一部をご紹介します。

☑ 毎日机に向かうことの本当の意味を知ることができます。

☑ 結果につながる勉強法を理解したうえで日々勉強している子は、10人中たったの1人。その勉強法を知ることができます。

☑ 大好きな食べ物を食べている時、人はひじをつくでしょうか。授業の様子は心の鏡。成績を上げる子の学習姿勢は美しい。その理由とは。

☑ ほとんどの子供たちがもつ勉強への間違った意識とは。解けない問題への対応法を知ることができます。

☑ 学校の教科書をもっと活用してほしい。実際に成績を上げた子供たちに共通する教科書活用法とは。

☑ 学校の教科書の理解不足はこんなにも危険だった。やはり勉強の基本は学校の教科書でした。

☑ 「応用ができない」。その原因の86%は、ある知識が不足しているからです。その知識とは。

まだまだあります。

 

本書の中で、実際に成績を上げた子供たちの勉強の仕方、
考え方、悩み、そして知恵をお伝えしています。

80ページを超える本ですが、無駄な内容は一切含まれていません。
子供たち自身はもちろん、保護者であるお母さんを対象に、

今日からすべきこと、そして次にすべきことを、
すべてのポイントを分かりやすく、ステップ・バイ・ステップでお話しています。

1ページ、1秒たりとも無駄なく
確実に学力向上につながるような内容に絞り込みました。

 

 

 

これらを意識した勉強と、全く意識しない勉強では、半年後の成績は、大きく変わるはずです。

 

それほど、この勉強法を知ることで、
子供たち自身が驚くほど、成績が上がるはずです。

では、ここまでお読みくださったあなたにだけ、
これまでとは見違えるほど、お子さんが机に向かうようになる方法をご紹介します。

勉強には、問題集の質が、もっとも大切な要素の一つですが、
問題集の良し悪しに関わらず、勉強がはかどる方法があります。

もしあなたのお子さんが、自ら進んで机に向かう習慣がないのでしたら、
隣に呼び、これからお話する方法を一緒にお試しください。

例として社会の歴史を取り上げます。

必要な物は、問題集とノート、筆記用具です。
それでは説明を始めます。

1. 苦手な時代をお子さんに聞く。
2.テキストの目次を見て、その時代のページを開く。

3.問題が確認・基本・標準・応用のように分かれていると思います。
その中の一番基礎となる問題ページを開きます。

4.そのページの「答え」のページも開いておきます。

5.最初の問題(大問1の(1)(2)・・・の(1)のことです)に目を通します。
そしてすぐに(1)の答えを見て、ノートに写してください。

6.(2)の問題に目を通します。そしてまた答えを見て、ノートに写します。
これを繰り返します。ポイントは、1問ずつやることです。1問1問順番に、
【問題を見て答えを写す】作業をしてください。10分前後でできます。

7.一通り終わったら、次は、解答を見ずに自力で同じページを解きます。
ポイントは、全部埋まるかどうかとか、できるかどうかではありません。
さきほど見た解答を思い出そうと、「頭を働かせる」ことが重要なのです。

8.自力でそのページを解き終えたら丸つけをします。
おそらく、お子さんは、「あ~そうだった!」と言いながら丸つけをするはずです。

以上がワンセットとなります。
この学習法は、「考える力」、つまり、「頭をふり絞り考える」訓練になります。
また、この方法なら、今すぐ取り組めると、お子さん自身も気づくはずです。

 

 

 

成績を上げる仕組みが、
私を変えてくれた!

 

これまでの私は、このような成績を上げる仕組みを、
塾生以外に教えるなんてもったいないと思っていました。

ライバルである他塾にノウハウを盗まれ、自分の塾が危うくなる…
そんなことばかり考えていました。

しかし、ここまで成果を出せるようになって初めて分かったことがあります。

それは、向上心の大切さや、正しい努力は報われるということを、
1人でも多くの子供たちに伝えることが一番大切なのだと…。

ここにきてようやくそのことに気付いたのです。

 

 

 

特別難しいことではない
しかし誰も気付かないこと…

 

私もはじめから、成績を上げる方法が分かっていたわけではありません。

子供たちの成績を上げるには、どうしたらいいのかを真剣に考え、
たくさんの失敗を重ねていくことで、ようやく分かりました。

その結果、成績を上げる方法を、仕組みとして作り出すことができたのです。

私があなたにお話することは、夏から入試まで、本気で学習することで、
中学3年生が、平均69点以上成績を上げることができる勉強法です。

この小冊子は、保護者であるあなたに向けた内容となっています。
そしてあなたがお読みになった後、お子さんに、

「実際に成績を上げた先輩たちは、こういう勉強をしていたんだよ」、とお伝え下さい。

これによりお子さんも、私の受験指導を直接受けている子供たちと、
同じ考えをもち、同じやり方で勉強していくことができます。

そしてこのやり方をマスターすることで、
こんな不安や疑問も解決することができます。

☑ テスト3日前なのに、なかなか勉強しようとしない。
☑ テスト前でも集中力が5分ともたない。
☑ テスト前以外は、宿題しかしない。

☑ 学校の授業を理解していると言うが、思ったほど成績が取れない。
☑ 「勉強しなさい」と言わないと机に向かわない。
☑ 今回テスト勉強をがんばったが、成果につながらなかった。

☑ このままでは志望校の合格ラインに届きそうもない。
☑ 志望校を変えたほうがいいのではないかと思い始めている。
☑ 実行できる計画の立て方がさっぱり分からない。

☑ 分からない問題はほったらかしのようだ。
☑ どうやら勉強のやり方が分からないようだ。

いかがでしょうか。この中に、「うちの子と同じだ」と思うことはありましたか。

私は10年かかって、やっと分かったことがあります。

先ほどもお話しましたが、

やる気とは、今がんばっていることが、
成果につながると実感できた時に、はじめて出てくるということです。

ですので、
「勉強は、やればやるだけ成果につながるんだよ」と、
一人でも多くの子供たちに伝えたい。そして、

目標のためならば、本気の努力ができる人になってほしいと願っています。

しかし一方で、もし、
「この勉強法が、ウチの子のためになるのかしら」と
迷っているのでしたら、お読みになるのはやめた方がいいと思います。

教育関係の本は、どれも耳ざわりのいいことばかり書かれています。

しかし本書は、親であるあなたを、
時には不愉快にさせることもありうる内容が含まれています。

それだけ私は、塾という現場で見てきた
子供たちの本心、勉強への取り組みを、包み隠さずお話しています。

そしてお子さんとともに、お読みになった内容を、
親子で一緒に取り組んでもらいたいのです。

ですので、「ちょっと親子で読めば成績が上がる」ことを
期待している方のお役には立てないと思います。

もちろんあなたは、お子さんの学力向上に真剣であるはずです。
そこで私も、今回ご参加される方々を全力でバックアップいたします。

ここで、『参加』という言葉を使いました。

それは、小冊子に書かれている勉強方法を確実に行って頂けるのでしたら、
お子さんの学習状況は目に見えて変わるはずですが、

「お伝えするだけで後は知らない」という、
与えっぱなしにはしたくないと思っています。

ですので、これまで小冊子をお読み頂いた方には、現在も、
メールでのサポートを全力で行っています。

そしてこれからも同様ですので、拙書をお読みになったあとも、
いつでもお気軽にご連絡ください。

 

 

 

最後まで迷ったうえでの決断でした。

 

これから最後の追い込みを始める中学3年生はもちろん、
定期テストや実力テストで、成績を上げようとお思いの中学1、2年生にも、

努力が成果に結びついた時の喜びを心から味わってもらいたい。
そんな願いを込めて…

ここまでお読み下さり本当にありがとうございます。
成績を上げる方法ってあるんだな、と少しでもお感じになられたのでしたら幸いです。

中学生にとっての、この大切な時期に、
この学習法を公開すべきかどうか本当に迷いました。

私の塾生たちにだけ、この勉強法を伝え、
徹底的にマスターしてもらうことに、専念するつもりだったからです。

成績を上げるための勉強法としては、
おそらくこれほど深くノウハウとしてまとめた指導形態はないと思います。

そしてこの指導を、私の塾生たちだけに使って圧倒的な成果を出していく方が、
経営的にも楽だと思います。

ですが、入試が近づくにつれ、私の塾へのご相談が増えていることからも、
お子さんの勉強でお困りのお母さんは、まだまだいらっしゃると分かりました。

 

 

 

保護者の皆様に感謝!

「子供が進んで勉強するようになりました。」
「分からない問題にも、投げ出さずに取り組んでいます。」

 

このような声を頂くたびに、
「地域の方々に、成績を上げる勉強法を伝えてよかった」と思います。
本当にありがとうございます。

お子さんの勉強の力になりたいと、本気でお考えの保護者の方々のお力に、
少しでもなれていることで、私はとても励まされています。

そして今よりももっと、保護者の方々や子供たちの力になりたい。
心からそう思います。

 

 

 

この勉強法小冊子を、
お読みになれないかもしれません

 

この小冊子をお取りよせいただく前に、ここまで読んで下さったあなた様に、
大変失礼なことを申し上げなければなりません。

現在、県外の方々を含め、たくさんのお母さんと子供たちが、
この小冊子をもとに、日々勉強を頑張っております。

そして、定期テストや入試の結果が出るたびに、
いろいろなご意見、ご感想を頂いております。

そのほとんどは、「子供が勉強するようになりました」、
「成績が上がりました」、「親が読んでもとてもためになります」というご感想です。
どれも私自身、強く勇気付けられるもので、ありがたく拝見しております。

しかし一方で、悔し涙が出るほどの言葉を頂くことがあります。
「本の内容は絶対正しいのですか?」
「この本通りに学習して成績が上がらなかったら、責任を取ってくれますか?」

申し訳ないのですが、成績が上がらなかったら責任を取ってほしいなど、
はじめからベストを尽くすことに本気でない方には、お読み頂きたくありません。

本来私は、本業の塾経営と、拙書をお読み下さった方々へのサポートにのみ
全力を尽くせばいいのです。

ですから、お子さんの学習に「役に立ちそうだ」と思われた真剣な方々にだけ、
この学習法を取り入れて頂きたいのです。

・成績を上げたいが、どう勉強すればいいのか分からない。
・どうしても志望校に合格したい。

と、本気で勉強に取り組みたいが、
その方法が分からず悩んでいるお母さんや子供たちの力に少しでもなりたい。
私の思いはこれだけです。

私はほんの数年前まで、ごく普通の塾講師でした。

しかし、成績を上げる仕組みを知った時、
大げさではなく、自分の運命を変える事ができたと思います。

きれいごと抜き、机上の空論抜きで、
塾の現状も、その取り組みも、全てあなたに公開すると決めました。

それくらい私は本気だということです。

 

 

 

お子様の10年後を想像できますか?

 

あなたのお子さんが志望校を決め、
それに向かい最善の努力を尽くし、高校(大学)へと進学する。そして、
生きがいを見つけ、素晴らしい友に出会い、人生を通じてのよき親友を得る。

このような成長を望まれていると思いますが、想像できますか。

テスト前なのに、思うように勉強に取り組めていない。
テスト結果が返ってきた時、「次は頑張る」と言っていたのに、
3日ももたない。このようになっていないでしょうか。

テストに向け計画を立て、実行し、テスト当日も、朝6時に塾に来て、
最後の追い込みをする。

このように頑張って取り組んでいるお子さんの姿を想像できますか。

もし、この手紙をお読み下さっているあなたが、中学生の保護者様ならば、
中3の夏以降、目標を真剣に考え、その目標をかなえるためにと必死に机に向かい、
週5日も塾で勉強している、お子さんの力強い背中を想像できますか。

これらは決して夢のことでも、想像の世界の話でもありません。

ほんの9年前までは、
大量の課題と補習でしか成績を取らせることができなかった私が、
以上のすべてを子供たちのためにできるようになりました。

プロの塾講師として、子供たちの成績を上げられないことに
本気で悩みぬいた末にたどりついた成績を上げる仕組み。

成績が上がらないのを、「自分が怠けているから」
「私にやる気がないから」と、悲しそうな目で訴える子供たちに対し、

「コツコツ頑張ろう」としか言えなかった私。
当時の教え子たちに対する申し訳ない気持ちは、一生消えないと思います。

 

 

 

私にできること

 

9年前までは、大量の課題や土日に呼び出し補習を行うことでしか、
塾生たちの成績を上げることができなかった私が、

今は、自信を持って、勉強法のアドバイスができるようになりました。

成績が上がらない。
勉強したくても何をしていいのか分からない。
やる気が続かない。

勉強しても覚えられない。
問題集が難しくて解けない。
どうせダメだからやらない。

このような、子供たちに共通する悩みを解決できるようになり、
努力は成果につながるんだと、体験させてあげることができるようになりました。

正しい努力とは。
やる気の出し方とは。
子供が本気で勉強するきっかけとは。

作業と努力の違いとは。
努力が成果に結びつくと分かった時の子供の表情とは。

勉強がもたらす人生の素晴らしさは、実際に体験してみなければ分かりません。
私も9年前までは分からなかったことです。

私にできることは、塾という現場で、
実際に子供たちの勉強を見ることで分かった、成績を上げる仕組みの全てを、
お母さんであるあなたと、お子さんにお伝えすることだけです。

この成績を上げる仕組みがあれば、
まず最初に何をして、次にどうやって、そして最後に何をすればいいのか・・・
具体的なステップをすべてマスターできるようになります。

私の塾がある地区でも、たくさんの保護者の方々と子供たちが、
この勉強法を学ばれ、実際に圧倒的な成果を上げています。

 

 

 

最後に・・・

 

「いい授業」や「分かりやすい授業」をするよりも、

私たち大人が、子供たちにすべきことは、
「どのような勉強が成績向上につながるのか」を、きちんと伝えることです。

実際に勉強している子供たちが、
どのように勉強しているのかを、細かく見て、

「ここはこうした方がいいよ」、「こういうやり方があるよ」と、
具体的で今すぐ行動できるようなアドバイスをおくることなのです。

この学力向上学習法『基本編』は、
塾という現場で、実際に何百人もの子供たちの様子を見ることでしか、
決して分からない内容です。

そしてこの基本編は、
保護者であるあなたに向けてまとめた冊子となっております。

お読み頂いたその日から、すぐに行動に移せる内容ですので、どうぞご安心下さい。

それでは、読みづらい所も多々あったと思いますが、
ここまで真剣にお読み下さり、本当にありがとうございました。

 

無料小冊子のお申込みは、

support@iigakushu.com まで。

お名前、ご住所、学年を明記して、
送信してください。

 

学力向上研究会 代表 飯田 光司

 

なお、お子さんの勉強方法等についてのご相談は、
いつでもご連絡下さい。下記のメールにてお願いします。

 

support@iigakushu.com 学力向上研究会 代表 飯田 光司

 

塾関係者の皆様へ

 

この学力向上学習法は、塾に通っていない子供たちと、
お子様の成績がなかなか上がらないことに悩んでいる保護者の方々向けにまとめた
「勉強方法の指南書」です。

この案内文でもお話しましたが、

子供たちの成績を上げるために私たちがすべきことは、
授業力に磨きをかけることではなく、

子供たちの勉強法を改善してあげることだと私は考えています。

なぜ、ここまで言い切れるのか。それには理由があります。

私はこれまで、
私が出した課題以外の勉強をまるでしようとしないたくさんの子供たちに
出会ってきました。

当初は、「子供は勉強が好きじゃないから当然だ」、
「それをやる気にさせるのが私の役目だ」、このように思っていました。

しかし、その原因は私の授業にあったのです。

「私の授業の内容を完璧に理解すれば大丈夫だ」、
「私が出した課題は効果抜群だから必ずやろう」。

このように、授業と課題の重要性を強調しすぎることで、
「私に指示されていない勉強は自らできない」という悪い習慣を、
たくさんの塾生たちにつけてしまった苦い経験があります。

さらに子供たちは、部活動で日々疲れていることから、
塾の課題に取り組めない日もあります。その結果、

「課題をやった子は成績が上がり、やらない子は上がらない」。
そんな子供まかせの指導になっていたのです。

このような経験から、
「誰もが取り組めて、成果につながる勉強方法はないか」と、
試行錯誤を重ねてきました。

そしてたどり着いた私の結論が、
授業力や、子供たちのやる気に左右されることのない学習法です。

ですので、塾での指導をよりよいものにしようとお考えの塾長先生にこそ、
お読み頂きたい一冊です。

「ライバルに教えるくらいならたいしたことはないのではないか」
そう思う人は読まなければいいと思います。

「他塾の先生に学んででも、子供たちのためにもっとしてあげられることはないか」
そんな熱い気持ちをお持ちの方には、私も喜んで協力させて頂きたいです。

私は他塾の方々こそ、ライバルであると同時に、
指導方法の参考にすべき方々だと思います。

当小冊子が、貴塾の生徒指導の一助になれば幸いです。

無料小冊子のお申込みは、

support@iigakushu.com まで。

お名前、ご住所、学年を明記して、
送信してください。

Copyright(c) 2014 iidajuku All Rights Reserved.