数学の文章題を得意にするコツ その15
2022-11-17
今日は、数学の文章題を得意にするコツの本質について、
お話しします。
中2生が学ぶ、
連立方程式と一次関数、
中3生が学ぶ、二次関数など、
中学生活後半戦から、
文章題はグレードアップしますよね。
そんな文章題に向き合うために
覚えておいてほしいことがあります。
それは、
式を2つ作るんだよ。
ということです。
そんなこと知っていますよ。
大文字で言うことですか?
と言われそうですが、
本当に大切なことです。
なぜ式を2つ作るんだよ、
と言ったのか?
それは、
2つ作るぞ~!と考えてしまうと、
1つ1つを甘くみてしまいがち!
だからです。
1つ1つの式を…
1対1の感覚で作るべき
なのに!
これまで20年以上子供たちの勉強を見てきて、
文章題が苦手な子は、
2つの式を作る=1つ1つは簡単だ。
このような意識でいるような気がして
ならないのです。
私の考えすぎでしょうか…
2つ式を作るから、
1つ1つは簡単だと、急に楽観的になったり、
ただ面倒な作業が2倍になった…
このような意識になってしまっている気がするのです。
ですので、
私は授業では、1つの式を作ることに
集中してもらいたいので、
1枚のプリントで1つの式を作る。
そんなプリントを作り、指導をしています。
以下がそれです。
結果、1つの式を立てることに集中できるので、
2つの式を同時に作っていた時期よりも、
塾生の学力が上がっている
ように感じています。
参考になれば嬉しいです。
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