30 数学の文章題との向き合い方
2023-04-29
AくんとBくんが、同時に反対方向に進むと、5分後に出会う池があります。
池は1kmあります。
「ふむふむ」
同じ方向に進むと、20分後に一周差がついた上で、
AくんはBくんに並びます。
この時の2人の速さをそれぞれ求めよ。
この問題、
Aくんの速さをaとして、
Bくんの速さをbとします。
(設問で求める単位をaとかbとかxとかyにしますので。)
「ふむふむ」の前だけ見ると、
5a+5b=1000m …①
と式が作れます。
もう1つの式は、
「ふむふむ」の後の文で作りますと、
Aくんが進んだ距離-Bくんが進んだ距離=1000m …②
という式が想像できます。つまり、
20a-20b=1000m …②
ということです。
以上です。
以上です、というか、
今日お伝えしたかったことは、
文章題の解き方ではなくて、考え方です。
私が思う文章題の攻略ポイントは、まず…
日本語で式を書くこと
なんです。
参考になれば嬉しいです。
(あとは計算だけですので、今日は省略します。)
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