62 勉強の基本(全学年共通)
勉強のポイントは、
1.分からない設問は、教科書でやり方を調べるのではなく、
答えの冊子を見る。ということです。
答えの冊子には、①解き方(公式)と②考え方が載っています。
解き方を知ることで、今後の類題に生かせます。
考え方を知ることで、勘ではなく、問題を解く流れが理解できます。
以上から、数学や理科の設問を解いていて悩んだら、
10分以上考えこまずに、答えの冊子を見ることをお勧めします。
2.教科書の太字を覚える。
教科書の太字は、流れのキーワードを表しています。
テストに出るとか、重要だから太字になっている。
と考えるのも良いですが、
それを覚えると、
今後の話が理解しやすいですよ。
というメッセージなのです。
たとえば、豊臣秀吉の「刀狩令」が太字になっていることで、それが印象に残り、
結果、「そっか、作物の栽培に力を注ぐことで、年貢を増やしたんだな。」
というように、流れがつかみやすくなります。
3.数学と理科は、公式を一覧化する。
公式を知らないと問題が解けない、ということでもありますが、
公式を知らないまま問題を解くと、なんだかモヤモヤしませんか?
さらに、公式を知らないまま解くと、
1問1問すべて、自分なりの工夫で解くことになるので…
けっこう疲れます!
だから、単純作業の側面が強い計算問題も、
とたんに、単純作業ではなくなってしまいます。
結果、非常に疲れる。
そして、疲労が大きいので、数をこなせなくなり、
感覚的に身に付かない。
ということがよく起こります。
特に、中3生が今学んでいる平方根は、
その代表例です。
「ぼくは(私は)平方根が苦手だな…」
と思ったならば、
一度ギュッと、公式(ルール)を、
紙にまとめましょう。
A4サイズの紙にまとめるのがお勧めです。
できれば、展開・因数分解・平方根。
この3つを1枚にまとめます。
それを常に持ち歩き、
ちょくちょく見るのがお勧めです。
まだまだありますが、
以上3点を、まずはやってみてください。
特に1番目に紹介した、
分からない問題は10分以上悩まずに、
答えの冊子を見てしまおう!
という方法は、今すぐできますので、
ぜひ、今日から取り入れてほしいと思います。