12月, 2022年

23 厳しい塾とは

2022-12-11

ウチの子、

「この塾は厳しいんだよね。

行きたくないな…。」

来る前は、こう言っていたんです。

でも本来、

勉強って
そういうもの

ですよね。

以上は、保護者面談で
よく言われる言葉です。

私は、
2011年の3月に
個人塾を開業しました。

最初は生徒が集まらず、
焦りから、

本心とは逆の楽しい塾

にしてしまいました。

ですが勉強は、
そもそも最後は一人でやらなければなりません。

なぜなら入試がそうだから

です。

よって、あなたには、
普段の勉強も、もくもくと
自分のすべき事に集中してほしいのです。だから、

それができる環境を提供したい。

この思いは変わらず今も、まったく消えることがなく、
むしろ、ますます強まっています。

楽しさはない
だけど、私の塾に来れば、

最高の受験勉強をする

ことができます。

あれから10年、
ようやく、こううたう事が
できるようになりました。

合格アンケート2023(塾内HP用)

真剣勝負のための準備

にさえ、
楽しさを求めたい

その気持ち、分かります。

ですが、入試当日は、おそらく…

楽しさは感じられない

でしょう。

だからせめて、

その過程だけでも
楽しく過ごしたい。

長丁場だし…

勉強してないわけじゃないし
(少しずつ力がつくのでは?)

こう思うかもしれませんね。

確かに。

ゼロではありません。

ゼロではないのですが、

それでは日数的に、志望校合格に

間に合わないかもしれません。

そもそも、行きたい高校の合格ラインを
越えていない人は、

今までの知識の学び直し
・今の学習の予習
・今の学習の復習

この3つを

ほぼ同時にしなければなりません。

よって勉強を、

「まずは楽しいと感じましょうね。」

というところから始めて
今からでも間に合うのかな?

ということを
真剣に考えてほしいと思います。

厳しいことを言います。

14才、15才とは、
勉強を始めて

9年目のベテランです。

そのベテランが、

つまらないな、やる気が出ないな…。
楽しくやりたいな!

楽しいって思える方法ないかな~?

そんな9年選手に、
それが見つかるでしょうか?

しかも数日中に。

9年かけても、

今だ見つかっていないのに!

「戦い」は、もう目の前なのに!

まだ、

きっかけさえあればな~

なんて言っている人は、

強制的に勉強するしかありません!

と思うのですが、

それは私が、塾講師だからでしょうか?

というより、きっと、
楽しくて、楽ちんで、

成績がぐんぐん上がる方法


見つけても、

そのままでは、
入試本番、実力を発揮できないと思います。

なぜなら、50分間ずっと、

ほぼ初見の問題と戦う体力

ないからです。

このような考え方を
強く持つようになったのは、

私が塾講師を始めて3年目に
頑張っていたのに不合格になった子が
いたからです。

自習室で、

合格ラインをすでに大きく突破している子に
話しかけられている場面を
見かけました。

話していた、
話し合っていた、というより、

楽しく
話しかけられていた!

というのが、
今の私の記憶です。

もちろん、
あの一瞬だけかもしれません。

ですが、
自習室の中を
毎日じっと見ているわけには
いきませんので、真相は分かりません。

実際に、頑張っていたあの子が
不合格になった事実は変わらずに、

しかも、自己採点を知り、

合格ラインぎりぎりだった

ことを
考えると、

私はどうしても、
あの日の自習室の光景
忘れることができないのです。

あの時間の学習で

1点上乗せ出来ていれば

あの子は受かっていたかもしれないな…

20年以上経った今でも
思い出します。

楽しさはない。

やる気が出る方法も教えない。

ですが、

あなたが

あの1点で泣くことがないよう、

「ぼくは(私は)悔いなく頑張った!

と言えるように、

最高の受験勉強ができる!

ことだけは
約束できます。

22 英語長文学習法

2022-12-09

英語の長文対策か…

すぐに結果が出ない

し、

力が付いているか見えづらい…。

だから、
どうしても

腰が重くなりますよね。

というか、

何をやったらいいの?

と悩んでしまいますよね。

なぜなら、
学校では、「長文対策」の授業がないからです。

でも、

入試のメインは長文

です。

大学入試は
高校入試以上に長文の比重が高いですので、
なおさら厳しい戦いになります。

高校入試も大学入試も、

個人で調べて対策を打つ。

つまり、
自分から取りに行かなければ

対策ゼロ

になってしまうわけです。

そこで、以下をご覧ください。
英語[中文]土曜講座 PDF

私の塾での長文対策について
まとめたものです。

参考になれば嬉しいです。

21 人の真似をする。

2022-12-04

私(塾長飯田)は、24年前、教員採用試験に合格できず、
「来年こそは!」と勉強することにしました。

「でも浪人は不安だな…」
こう思っていたところ、
英語の勉強をしながら仕事もできる塾は…
と考え、予備校に入社することにしました。

そこで出会った社長が、
すごかった!

社長は、
英語担当でもあったのですが、

それまで出会った誰よりも
授業が分かりやすく、

社長の授業に参加している塾生たちの目も
いつも輝いていました。

私は社長のようになりたいと、
自分の空きコマがあれば、
社長の授業に参加しました。

空いている席に座り、
子供たちと一緒に授業を受けるわけです。

授業が重なり参加できない場合は、
教卓の引き出しに、ボイスレコーダーを置き、
あとで聞いて暗記をしたものです。

休日は、1日中
社長の授業を受け、

時間が合えば、
社長が担当している
他の校舎にも出かけました。

社長の板書やセリフ、
あらゆる仕草を真似しました。

ですので、今ある私の英語力は、
そのときがベースになっています。

次回からは、
英語についてをメインに、
お話ししたいなと思います。

必要な方は、
またこのホームページを
ご覧になってください。

20 主力以外が勝負を分ける

2022-12-02

日本vsスペイン戦、熱い戦いでしたね。

相馬選手や奈良橋選手がいた日本代表が、
今も変わらず、私の好きなチームですが、

今回も、好きなチームになってきました。

森保監督や堂安選手が、
「応援してくださっている皆様」ではなくて、
「国民の皆様」のようにおっしゃっていて、

少し冷静な目で見ると、
日本人も、「日本」という国を
大切にする場面が、まだまだあるんだ!

そんなことを考えながら、インタビューを見ていました。

私が見ていて感じた日本チームの良さは、
ディフェンスと、中盤のラインが、

きっちり明確に分けられていた!

ところです。

以前ならば、受けに回った時、

エイトバックシステム

になってしまう
ことが多かったのですが、

最後の15分間も、

きっちりポジショニングがとれていた

ように思います。

おそらく試合前日のミーティングで、
1.中盤はラインを保ちなさい
2.人ではなく、ポジショニングを意識していこう。

3.勝っても負けても決まり事を守る事。

このあたりを、
森保監督はおっしゃっていたのだと
思います。

つまり、

できることをきっちりやる。

結果は、相手がいることですので、

自分の力では
どうにもならないところがある。

でも、

その過程だけは、
自分たち次第。

これが、大一番を前にして、

悔いを残さずに戦える考え方

です。

試合前に、
この三本柱を伝えきった森保監督が
今日のMVPだったと思います。

このミーティング内容のような事は、

決して試合前には表に出てきません。

決して試合前には見られない事が、

実際には裏で行われている

んですよね。

スペインに押し込まれるだろうことは
最初から分かっている。

でも、
エイトバックシステムにならずに、
ディフェンスとの距離を保った中盤の
選手たち。

森保監督が信頼されている証拠

です。

何を言われても良い

結果のために、裏で全力を尽くす。

おそらく森保監督が
絶対に貫くと決めていたことです。

これは、私も好きな発想で、
実践していることです。

「あの塾、自習だけらしいよ?」

学校でこう言われるのを
塾生が耳にして、恥ずかしいそうです。

私はこのホームページやチラシで、
・分からない所があっても、

気軽に質問できません。

・分からない所は、

まず調べてもらいます。

・何よりも、

この塾は教えない塾

です。

こう強調しているのですが、

実は、教えなくても学力がつくように、
仕組みを工夫しています。

プリントの質が…」とか
「私語はできないから…」とか
塾長がベテランだから…」とか

そういう目立つ事よりも、

その裏にある、100の仕組み

が、
結果を支えてくれています。

今日のスペイン戦の守備陣形を見て、

「オレ、森保監督に似ているんだ…」

と、冷静に、そんなことを考えながら、

「この陣形は、

これからの日本サッカーの
スタンダードになる

と良いな」と思いながら、

ラスト10分(プラス7分)の守備を見ていました。

やはり、

主力を支える裏の要素こそ大切にしたい

な、
と感じた試合でした。

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