32 成績向上は、自分次第というお話です。

2023-05-16

英語の教科書が、30年以上ぶりに変化しました。
以下は、英単語についてまとめた資料です。

10 学教英単語①

私が中学生だった1988年ころから、
じわじわと、単語数が増え始めた印象です。

2023年の単語数は、2088語

です。

ちなみに、私が受験をした

1991年の単語数は、1266語

でした。

こう考えますと、

今の子たちのほうが、
英語力が高い

と思います。

今の入試の時間は、60分ですので、それほど差はなくて、
余裕があるのでは?
と思われるかもしれませんが、

50分→60分と長くなった10分は、
リスニングテストの分です。

中学生のリスニングは2回流れますので、

むしろ…

単語数は2500語ほどある

ということです。

つまり…
単語が増えたから、時間をたくさん与えよう。」
というお話ではなく、

逆に…
たくさん問題を出したいから、時間を長くするしかなかった。」
という流れかもしれません。

大学入試に近づいている印象です。

大学入試は、

大学に進学したい人だけが受ける試験

ですので、
どれだけ難しくなっても自分次第です。

しかし、高校入試は、どうしても、
中学校で学んだことだけという前提があるため、

「授業を聞いて、宿題をすれば高得点」

こう思っている子が多いのです。

現実は、リスニングテスト対策は、

授業だけでは足りない

ですし、

英作文は、なおさら

学校の授業では扱っていません

(書き方、書く材料を習得する訓練がないという意味です)。

単語練習も、ほぼすべて

放課後の自分次第です。

このように、
高校入試も大学入試も、

結局は自分でやるしかない、
ということが分かります。

すでに分かっている人(知識がある子)にとっては、

学校の授業は、良い刺激になりますし、

頭の整理の時間になります。

しかし、

「よし、学校の授業をまじめに受けて、力をつけるぞ」

と思っている子にとっては、

「こんなはずじゃなかった」

ということになります。

学校の授業とは、
「きっかけ」作りと、「方向性」を示すためにあります。

即戦力を養成するための時間ではありませんので、

学校の授業を受ければ、入試で80点

とはいかないのです。

つまり、以上のことから、

学校の授業をまじめに受けて、
その復習を放課後すれば80点。

というのも、少し違う

のです。

繰り返しになりますが、
学校の授業は導入です。

放課後、
その導入を何回反復しても、
導入は導入です。

あなたが中学生ならば、
学校できっかけを受けたら、

そこから先は、自分次第。

このようにマインドを切り替えていきましょう。

その第一歩が、
先ほどのPDFファイルに書かれていますので、
参考にしてみてください。

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