数学の文章題を得意にするコツ その9

2022-10-31

数学の文章題を得意にするコツ その9

寄せ書きノート作りのメリット
お伝えするのを忘れていました。

寄せ書きノートを作るメリットについて、
少しお話しさせて頂くと…

数学の文章題の「流れ」をすべて書くことで、
数学の文章題の「流れ」が、感覚的に身に付きます

数学の文章題の流れは、なかなか長いですよね。
それをすべて書いたということは…

頑張った!

ということです。

頑張ったので、元を取りたいですよね。

ですので…
定期的に、

見直すようになります!

寄せ書きノートを作るメリットを、
学力が向上する順番にまとめてみますと…

ステップ1.寄せ書きノートを1枚作り上げると、
頑張ったので、達成感があります。

ステップ2.その達成感が、自信を生みます。

ステップ3.自信が、やる気を生みます。

ステップ4.すると、勉強に前向きになれます。

ステップ5.前向きになるので、
勉強時間もも高まります。

ステップ6.質が高まるので、学習時間に比例して、
学力がつきます。

ステップ7.結果、成績が上がる、ということになります。

20年以上、受験の事を考えていますと、
「やる気」について研究することは避けて通れません。

「やる気の研究をする」と言うと、
ちょっと生意気ですが、

どうしたら子供たちの
やる気を引き出せるのかな?

こう悩むことは、
塾講師全員の共通意識です。

もちろん保護者の方も、
それこそ一番本人が
ここで悩んでいるものです。

今お話ししたステップを
あらためて見直してみますと、

寄せ書きノートを作り上げることを
ステップ1として、

成績が上がるのは
ステップ7

でした。

そして「やる気」はと言いますと、
ステップ3にいます。

つまり、やる気は…

勉強を頑張ったあとで湧いてくる!

ということです。

野球部の子が試合で、
上手くバットの芯で打てた!
と思った瞬間、嬉しいですよね。

それが自信となり、やる気につながるように。

バスケットボール部の子が、
試合終了あと3秒のところでボールが回ってきて、

もう打つしかない!
という状態で放ったスリーポイントシュートが
決まった。

練習でも自信がなかったのに、
まさか試合本番で決まるなんて!

それが自信となり、やる気につながるように。

このように、

やる気とは、生まれるもの!

だと、
私は思っています。

しかも、「偶然」に!

なお、この「偶然」は、

お布団の上で寝っ転がっていては、
絶対に起きない偶然です。

何百リットルとかいた汗の上で、

ふいにやってくるチャンスが「偶然」

なんだと思うのです。

チャンスとは、
ラッキーではなくて、必然です。

なんだか難しいことを言いましたが、
要するに、

行動をしてから後で出てくるんだ。
ということです。

ですので、
まずは、寄せ書きを1枚作り上げてください。
それが、ダイレクトに成績アップ
ということには、残念ながら、つながりません

ステップ1→ステップ7
ということには、ならないですから…。

イメージとしては、以下です。

(ステップ1→2→3→4→5→6)×30=7
という感じだと思います。

行動×反復練習30回=成果。

ということです。

こう文字にして見てみると、

勉強とは、
スポーツと同じだな。

と思えます。

以下、寄せ書きのメリットの続きです。

定期的に見直すことができる。
というお話しします。

サッと見直せるので、
学校の休み時間も無駄になりません。

おウチでも、
1分があれば、
サッと見直せます。

夕食前の1分、
お風呂の前1分、
寝る前の1分、

朝起きたら1分、
朝「行ってきます!」と言って玄関で1分、

開いたページすべてが自分の栄養

というか、
自分にとって必要なところばかりが書いてあるので、

「えっと…」
と探す時間がかかりません。

作り直しができる
これもメリットです。

愛着が湧く。

自分で努力して作りましたので、
使いたくなりますよね。

人は、

簡単に手に入れたものは、
簡単に手放す

と言います。

その逆です。

以上が、
「寄せ書きノート」を作るメリットです。

10年ほど前から、
寄せ書きノートを作る講座を
中3生対象に行っています。

良かったら、ご参加ください。

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