47 夏休みに勉強すべき事

2023-07-26

中学生は、総体がひと段落して、
よし!勉強頑張るぞ!
と、ワクワクしている事と思います。

この夏休み、
何をどう勉強したらいいのか、について
お話します。

結論は、
2学期に学ぶ単元を教科書で確認して、

それに関係する過去の単元を復習する。

ことをお勧めします。

たとえば
あなたが中2生でしたら、

一次関数の文章題

が、2学期の大きな山です。

ということは、

中1の比例反比例を優先的に復習する。

という感じです。

また、中2で学ぶ、
英語の比較表現のポイントは2つあって、

ア:一般動詞の三単現のs
イ:形容詞副詞

の理解が必要になります。

tall taller tallest
が分かっても

テストでバツになる理由

のほとんどが、

三単現のsがないから

です。

たとえば、
He run faster than she.
のように。

本当はrunsですから…

また、
学校の授業中に先生が、

「形容詞と副詞を変化させるよ~」

と言うのですが、

形容詞(~い、で終わる単語:かわいい、赤い)
副詞(動詞や形容詞にかかる単語:速く、上手に)

が分からないと(国語的に)、
ピンと来ないのです。

ですので、夏休み中に、

英語のために国語の文法

を復習しておきましょう。

あと、やっかいなのが、
形容動詞です。

「きれいだ」は、

国語的には形容動詞です。

ですが、

英語的には形容詞です。

よって、

中学生にとっては馴染みが少ない
ダブルスタンダード
になります。

こういったことは、
なかなか気づけないところですので、

2学期になって学校の授業で「比較単元」を
勉強している時に、

何かおかしいな?と思えるように

夏休み中に、
国語の文法を頑張ってみてください。

この英語のお話は、
英語を頑張りたい場合

先に、国語を勉強する必要がある。

という例でした。

私の塾だけでなく、塾とは

このような指導をする業界です。

ですので、
頑張っているのに

なかなか成果に表れない

のでしたら、

今日のようなところが原因の可能性が高いです。

この夏だけでなく、
受験直前の冬も

いつもいつも

be動詞と一般動詞から。

いつもいつも

湿度、飽和水蒸気量の計算。

こうならないためにも、
最善の選択をしてほしいなと思います。

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